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ヒーリングは自分次第




大切な家族や大好きな人が困っていたり傷ついていたりすると、


「癒してあげたい!」と思ったり、「癒さなければ!」という使命感や責任感に燃えたりすることはありませんか?


ヒーリングも20年以上実践してきたメリナさんに話を聞いてみました。




通称 メリナ  鈴木佐和子

Sawako Suzuki, Ph.D 


Berkeley Psychic Institute (BPI) 公認教師

カリフォルニア州聖マリア大学 元教育リーダーシップ学部長兼教授

カリフォルニア州立大学バークレー校 教育心理学部博士号取得(Ph.D.)


アメリカにおけるスピリチュアル教育の先駆的組織BPIにて20 年近くに渡り様々なトレーニングを修了。2001 年よりBPI スタッフとしてクラスを教え、今までに対応したオーラリーディングは数千件にのぼる


また、世界中のパワースポットを巡るスピリチュアルツアーの企画・実行に関わり、エジプト、ブラジル、ペルー、バハマ、ハワイ島などを巡っている。エナジーワークを通した、特に日本人女性のエンパワーメントに情熱を注ぎ、2017年8月から、日本語でのクレアボイアンス(透視)プログラムを開講。ハワイ島在住。



「癒してあげたい」は“異物“!?


家族や友人で、病気や怪我をしている人がいると、心配したり助けてあげないと、自分がすごく冷たい人間だなって思っちゃいます(笑)


確かにそう思っちゃいますよね。

特に日本の場合は、困ってる人は助けてあげないといけないし、

助けてあげないとすごい罪悪感を感じるように教育されてますね。



エナジーワークの視点で見ると、「助けないといけない」とか、「助けないと周りにどう思われるかわからない」というのは、自分で自分の自由を奪う刷り込みですね(笑)


さらに、エネルギーの世界では、相手を心配して癒してあげるために相手に自分のエネルギーをあげても、それは相手にとってただの“異物“でしかないんです(笑)


自分ができる相手を癒す一番いい方法っていうのは、相手を癒すんじゃなくて、自分自身を癒している状態で、相手のところにお見舞いに行くことかなと思います。


そうすると、相手は私のエネルギーという異物を入れられないので、まずそこで一つ救われますね(笑)


さらに、自分を癒している状態の人を目の前にすると、相手もその波動にマッチしやすので、「あなたが自分を癒す波動でいるんだったら、私も同じように自分を癒す波動になろう」っていうことが起こります。


目の前の相手に波動をマッチさせるというのは、人間みんな自然にやっちゃうことなので、そうすると、結果的に、病気になってる本人も自分を癒すっていう波動に持っていきやすい。


なので、私は、怪我したり、病気になっている人に会う時には、自分自身を癒す波動になるように心がけていますね。



癒してあげる=いいこと?


ー 「病気や怪我の人に会うときは、自分を癒す!」というのは目から鱗です(笑)



私がアメリカの透視プログラム(Delphinaにおけるマスタープログラム)でヒーリングについて学んでいたときの経験なのですが、そこのサイキックの学校で、ある女性をヒーリングしたことがあって。



彼女は、車を運転していた時に大きなトラックに衝突されてしまって、身体中あちこち骨折してしまって、体のいろんなところがボロボロになっちゃっている状態でした。


その彼女を前にして、クラスメイトみんなでヒーリングをしたんだけれど、その時に、私は、彼女が自分自身で自分を癒しやすいようにヒーリングしてあげたんですね。


で、ヒーリングが終わって、彼女が帰っていった後に、クラスメイトみんながお互いに顔を見合わせて「治らないねー」 って言ってて。


それは、みんなが同じものが見えていたからなんだけど


何が見えてたかっていうと、彼女はその事故で怪我をすることによって障害者手帳をもらっていて、それは彼女の <もう一生働きたくない> っていう望みだったのね。


その事故も彼女が望んで作ったものに見えたので、 私たちが一生懸命治療のお手伝いしたりとか、ヒーリングしたところで、結局は彼女の魂が体を元の状態に戻しちゃう。「治りたくない、このままでいい」っていう感じで。


なので、私たちがヒーリングしたところを、彼女自身が元の状態に戻していくところを見ちゃったっていうことがありましたね。



不健康である自由


一 病気をしたり、怪我をすることを魂が希望している事もあるのでしょうか?



あると思いますね。

結局は、 スピリチュアルフリーダムなので<何を望んでもいい自由>が私たちにはある。


で、 宇宙のサンタさんに「これが欲しい!」と言った時に


宇宙は「これはいいよー」とか「これはダメだよー」とか、


「あなたはいい子だったからあげる」「悪い子だったからあげない」


っていう判断を全然しない。


やっぱり本人が何を望むかっていう自由があるし、それを受け取るかどうかも本人の自由意志があると思う。


だから、 健康=いい、不健康=悪いでもなくて。


不健康を望んでいる人もいるし、生まれつき障害があることを望んで生まれてきてる人もいっぱいいるように見えていて、その人はそこから学びたいものがあるから選んでいる人もたくさんいるなって感じます。



自分を癒す意思


一 ということは、怪我も病気もその人の魂が望んで作り出した現実で、自分が相手にしてあげられることはないってことでしょうか?


誰かにヒーリングをしてあげる機会がたくさんあるんだけど、ヒーリングをやればやるほどわかるのは、私がヒーリングをしている相手を完全に治してあげることはできなくて、やっぱり最終的にその人を治せるのは本人でしかない。


でも、自分だとつまずきやすいから、手を差し伸べて、その人が自分で自分を癒せるように少し背中を押してあげるとか、ちょっとサポートしてあげることによって、 本人がつまずいてたところをピョンって飛び越えられるということはあると思う。それはすごく有効。


ただ、やっぱり最終的には本人が自分で自分を癒さないと治らないっていうことは、実感としてすごくありますね。




<YouTubeチャンネル メリナマジック「困っている人、病んでる人は癒してあげるべき?」より再構成しています>


YouTube動画はこちらから…https://www.youtube.com/watch?v=ljKojVORasY







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